塗料
アクリル系カラー舗装材 リリーフペイント(ST・HG)
リリーフペイントは強く、美しい、まったく新しい景観舗装材です。
アスファルト舗装面の保護と、カラーリングを目的に開発された、高性能シリコーンアクリル樹脂系塗料です。 ステンシルペーパーを使用したスプレーステンシル工法は、アスファルト舗装面に多彩な意匠性を付与することも できます。段差の少ない意匠工法で、バリアフリーにも役立ちます。
8つの特長
33色のカラーと19パターンの型紙で組み合わせ・デザインは無限大です。
耐候性、耐摩耗性、防汚性、耐薬品性などに優れています。
目地部との段差が1mm程度で、車いすなどの通行の妨げになりません。
※スプレーステンシル工法の場合
湿潤時でも滑りにくいノンスリップ仕上げで、足元はいつも安全です。
F☆☆☆☆取得 低VOCの水性タイプなので施工中も低臭気で人や環境に配慮しています。
高い意匠性と機能性が建物や景観の付加価値を高めます。
タイルやブロック石張りと比べ、低コストで意匠性を付与させることができます。
水性２液反応型特殊樹脂を使用。水性１液型塗料と比べ乾燥が早く、工期を短縮できます。
リリーフペイントST
シリコーンアクリル樹脂とエポキシ・アミン樹脂が強靭な皮膜を形成し耐久性・接着性に優れています。
・主剤：シリコーンアクリル樹脂系塗料（12kg/ポリペール缶）
・硬化剤：エポキシ系樹脂エマルジョン（0.5kg/アルミパック）
・着色剤：顔料・水（PEパック/透明）
・公園園路・一般歩道 など
リリーフペイントHG
シリコーンアクリル・ウレタン樹脂がウレタン反応及びウレア反応により、STタイプよりさらに強靭な皮膜を形成し、耐久性・接着性・耐摩耗性に優れています。
・主剤：シリコーンアクリル樹脂系塗料（12kg/ポリペール缶）
・硬化剤：水分散型イソシアネート（0.5kg/アルミパック）
・着色剤：顔料・水（PEパック/透明）
・生活（軽交通）道路・駐車場・駅プラットホーム など
施工方法・施工フロー
リリーフペイントには「カラー工法」と「スプレーステンシル工法」の2種類があります。用途に応じてお選びください。
吹付けやローラー刷毛で塗装を行うカラーリング工法カラー工法
ステンシルペーパーの上から吹付け塗装を行う工法スプレーステンシル工法
ステンシルペーパー(全19パターン)
シーンに合わせた高い意匠性
フラッグストーン
ヘリンボーン
ランセキ
鉄平
カラーバリエーション
※特注色につきましては、各営業担当にご相談ください。
※色見本と製品色は多少異なる場合があります。
※水性トップクリヤーRPはリリーフペイント表面に塗布することで汚れを抑制します。（特に淡い色には推奨します）
★082 FLオレンジは特殊色（蛍光色）です。１セットにつきC剤が３パック必要になります。（標準1パック/セット）
073
オーロラピンク
055
コーラル
036
ガーネット
060
レッド
★082
FLオレンジ
053
サンドパフ
074
メープル
078
ラストブラウン
023
ダークブロンズ
062
ハーベストサンド
032
アドビバフ
061
ナイル
070
エクルー
065
アプリコット
081
コーケイジア
071
ラインホワイト
049
サバル
085
エタングレー
059
マウスグレー
058
レイブン
067
ブラック
013
エムロード
044
ツリーフロッグ
038
グリーン
056
ダークグリーン
035
オリーブシェイド
015
ライトブルー
069
ブルー
068
ダークブルー
076
ソレイユ
034
サマーサン
043
ゾーンイエロー
033
イエロー
仕上げオプション
玉吹き仕上げ
仕上げ面に更に別の色のリリーフペイントを粒状に吹付ける工法です。
数色吹付けることで、天然石のような質感の仕上がりになります。
経年現場状況
経年劣化がしづらく、長期にわたり舗装を保護し、美観を維持します。
現場：複合商業施設（利用客数：3,000人/日）
タイプ：STタイプ（スプレーステンシル工法）
カラー：032 アドビバフ
パターン：R05 ランニングボンド
現場：鉄道・駅ホーム（利用客数：57,160人/日）
タイプ：HGタイプ（スプレーステンシル工法）
カラー：060 レッド
パターン：R02 フラッグストーン
物性
| 試験項目 | STタイプ | HGタイプ | 一般水性塗料 | 試験方法 | 試験規格 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 滑り抵抗値 （CSR 値） |
乾燥状態 | 0.89 | 0.75 | - | JIS A1454 CSR’測定 |
バリアフリー新法 履物をした状態で 0.4 以上が安全の目安 |
| 湿潤状態 | 0.88 | 0.70 | ||||
| 湿潤状態＋ダスト | 0.61 | 0.61 | ||||
| 滑り抵抗値 （BPN 値） |
密粒度 アスファルト舗装 乾燥状態 |
102 | 101 | - | ポータブルスキッド レジスタンス テスター |
舗装設計施工指針 （社団法人 日本道路協会） 湿潤状態で40以上が 歩行者通行安全の目安 |
| 密粒度 アスファルト舗装 湿潤状態 |
84 | 77 | ||||
| 開粒度 アスファルト舗装 乾燥状態 |
106 | 105 | ||||
| 開粒度 アスファルト舗装 湿潤状態 |
85 | 74 | ||||
| 耐薬品性 | ガソリン | 異常なし | 異常なし | 膨潤 | JIS K5600-6-2 スポット試験 24時間 |
|
| 塩酸 5％水溶液 | 異常なし | 異常なし | 艶引け | |||
| 水酸化ナトリウム5％水溶液 | 異常なし | 異常なし | 異常なし | |||
| 耐候性 | 異常なし | 異常なし | 異常なし | WS型 ウェザーメーター 1000時間 |
屋外体育施設建設指針 試験後ひび割れ、 チョーキング退色など 著しい劣化がないこと |
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| 付着性 N/mm2 | 下地アスファルト | 1.5 | 1.5 | 0.9 | 建研式 接着力試験器 |
屋外体育施設建設指針 0.3以上で合格 |
| 剥がれ抵抗性（剥がれ面積率） | 0.0 | 0.0 | 71.4 | ねじれ骨材 飛散試験 剥がれ面積率測定 |
試験法：舗装性能評価法に準ずる 評価法：東京都建設局 遮熱性舗装ねじり法に よる剥がれ抵抗性測定 （剥がれ面積率算出） に準ずる |
|
| 透水性 | ポーラスアスコン | 1300ml/15s | ー | 舗装調査・試験法 便覧 （社） 日本道路協会 S025 |
車道：1000ml/15s以上 歩道：300ml/15s以上 |
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| 図：剥がれ抵抗性試験※1 | 結果：リリーフペイントST、HGには全く剥離がないが、一般水性塗料は71.4%塗膜が剥離している。 |
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| STタイプ | HGタイプ | 一般水性塗料 | |
※1.タイヤに荷重をかけ、120分間試験板を回し、剥がれの様子を見る試験です。 本来、交差点など過酷な条件でのアスファルトの耐久性を測る試験です。（塗膜試験用に一部条件変更）
製品概要
| 製品名 | 役割 | 成分 | 入目 | 荷姿 | |
|---|---|---|---|---|---|
| リリーフペイントST | A剤 | 主 剤 | シリコーンアクリル樹脂系塗料 | 12kg | ポリペール缶 |
| B剤 | 硬化剤 | エポキシ系樹脂エマルジョン | 0.5kg | アルミパック | |
| C剤 | 着色剤 | 顔料・水 | 0.25kg | PEパック（透明） | |
| リリーフペイントHG | A剤 | 主 剤 | シリコーンアクリル樹脂系塗料 | 12kg | ポリペール缶 |
| B剤 | 硬化剤 | 水分散型イソシアネート | 0.5kg | アルミパック | |
| C剤 | 着色剤 | 顔料・水 | 0.25kg | PEパック（透明） | |
※リリーフペイントST・HGには補修用小面積セット（2.55kg/セット）のご用意もございます。詳細は担当営業までお問い合わせください。
| 製品名 | 役割 | 用途 | 入目 | 荷姿 |
|---|---|---|---|---|
| EPプライマー※ | 2液溶剤型 コンクリート用 プライマー |
コンクリート面に塗布して下地の密着性を高める F★★★★取得 |
15kgセット | スチール半切缶セット |
| 硬化促進剤 （HG専用） |
硬化促進剤 | 低温時（5℃以上15℃以下）に配合して硬化時間を早める | 18kg | 石油缶 |
| 1kg | PEボトル | |||
| ステンシルペーパー | 型 紙 | 吹付け塗装の際に目地をカバーするロール式型紙 | 長さ：約51m/約12m | 段ボール箱 |
| 水性トップクリヤーRP | 表面保護用塗料 | リリーフペイントの美観性をより長期間持続させるための表面保護用塗料 | 13.5kg セット |
石油缶/5ℓ缶セット |
※EPプライマーは溶剤型のため、臭気が気になる場合や有機溶剤が使用できない場合は水性プライマーUW-550CSをご使用ください。
リリーフペイント 製品のご紹介
リリーフペイント 施工事例
リリーフペイント スプレーステンシル工法施工手順
リリーフペイント 着工から完工まで一気に見せます！！
［使用上の注意］
- 本施工手順は標準的なものであり、現場によって変更する場合もあります
- 混合・撹拌後は反応が始まりますので、速やかに全て使い切ってください
- 気温が5℃以下の場合は、施工を控えてください
- 下地が濡れている場合や降雨が予想される場合は、施工を控えてください
- コンクリート面に塗装する場合は、別途プライマーなどの下処理が必要となります
